ジオン公国軍軍人。上官はキシリア・ザビ少将。
戦略防衛軍に所属しており、主にグラナダ基地最終防衛ラインを担当。
しかし、ジオン軍攻勢時には突撃機動隊に駆り出されるなど前線で活躍した経歴もある。
回避能力に優れていることから、キシリア少将の命令により敵の注意を引き付ける「標的役」に抜擢される。宇宙空間で目立つカラー(白)に機体を塗装された理由はここにある。
なお、一部の噂によると彼は性別を偽っていたという情報もある。そして何らかの意味でキシリア少将の嫉妬心?をあおり、「標的役」にされたらしいのだが詳細を知る者は少ない。
彼(彼女?)の僚友であるホッサン中尉が素性を知っている数少ない人物であるが、固く口を閉ざされている為、一つの謎とされている。
そして、異名「白い稲妻」であるが、これはソロモン戦線に参戦した際、同戦線に居合わせたマ・ダン大佐(異名“魔弾の射手”)の目に止まった時からそう呼ばれるようになった。
流麗なる機体操作が大佐の目には「戦場を翔ける白い稲妻」に見えたそうである。
それまでは一士官でしかなかった彼はマ・ダン大佐の副官として移籍。同時に隠れた能力も遺憾なく発揮されることとなる。その後「キマイラ隊」などにも参加し目覚しい活躍を果したが大戦は既に末期、遅咲きのエースパイロットであった。